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サラマンカホールにて ♪ その②

音楽講座の翌日23日、コンサートはお昼過ぎからだったので、午前は金華山に行ってきました。

わたしは初の岐阜城でしたが、母は30年ぶりだったそうで…!

 

お城に行くのって大変ですよねえ…今はロープウェイがあるので山登りはしなくても大丈夫ですけど、それでも石の階段を登りました。こういうお城に行くと昔の人たちは体力あったんだろうなあと思います。

    

下の写真の赤い屋根の船はもしや鵜飼の…?鵜飼 間近で見てみたいです。

  
ロープウェイ降りてすぐのところにリスさんと触れ合えるリス村がありました!動物好きにはたまらんです。もふもふ。

さて、岐阜城観光のあとは待ちに待ったコンサートでした!

前日の音楽講座と同様にプレイエルとスタインウェイの弾き比べプログラム。バラードは今までスタインウェイで聴いたり弾いたりしていたので、特に違いを感じました。コーダの部分はスタインウェイで弾くと迫力があるのですが、プレイエルだと荘厳な感じがします。この楽器のことを考えると、フォルテと楽譜に書かれていても、ただバンバン音を出せば良いということではないんだなというのが見えてきました。きっと、ショパンより前の時代の作曲家は特にそうなんだろうなあと。コンサートも演奏法の解釈にとても役に立ちました。

コンサート後は仲道さんのコンサート恒例のサイン会。購入した仲道さんの書籍にサインしていただきました。コンサートのたびにサイン会に参加しています。仲道さんは物腰柔らかでふんわりとしている雰囲気で、演奏ももちろん好きですが、人柄も好きなのです。
サイン会のあとは、公開レッスンがあり、コンサートチケットで無料で聴講できたので聴いてきました。楽譜持参できなかったのでひたすらメモ書き…幸いにも舟歌以外は弾いたことがあったので、なんとなく楽譜は頭にありました。

仲道さんの奏法を見ていて、どんな脱力法なんだろう?といつも疑問に思っていたのですが、公開レッスンでフレーズ感についてお話しされているときに、手首ばかり使わない方法で脱力されているのが分かりました。落下も使っているのかな?私自身、重力を利用すると無理なく音を出せると考えています。特別体格に恵まれているわけではないため、弾くための工夫は欠かせません。指導するうえでも、子どもに伝えるための言葉がけの勉強にもなりました。

本当にとても充実した2日間でした(o^^o)

また仲道さんの演奏会が夏にあるので、楽しみにしています♪

講師 ♪ 足立わかな

サラマンカホールにて ♪ その①

5月22日、23日の2日間で、岐阜県にあるサラマンカホールにて、仲道郁代さんの音楽講座とコンサートを受講、鑑賞してきました。
音楽講座は金曜の夜でしたので、夜に帰るのも大変かなと思い、母と泊りがけで行って参りました。講座内容は、ショパンの愛したピアノ、プレイエルとはどんなピアノなのか?コンサートホールではよく使用されるスタインウェイと比べてどんな違いがあるのか?仲道郁代さんの演奏、そして調律師さんと共に詳しいお話しを聞かせていただきました。ちょうど2ヶ月ほど前に浜松市にある楽器博物館に行き、プレイエルがどんな楽器なのか実物を見ていたのですが、音を聴くのは初めてで、『これが約200年前にショパンが聴いていた音なんだな』としみじみ聴き入っていました。
  私たちが普段演奏しているピアノには、食品や衣服などと同じように製造した会社があります。ちなみにうちの教室のピアノはヤマハさんです。他にはカワイさんも主流かと。スタインウェイは、とてもじゃないけど買えません…ゼロの数が違います!(笑)
では何故ホールではスタインウェイなのか。もちろんヤマハを使用することもあります。有名なピアニストでヤマハのピアノを愛用している方もたくさんいらっしゃいます。それでもスタインウェイが圧倒的に多いのは、ホールの広さに合わせて響く音を鳴らすことができるからだと思います。ピアノ自体が家庭用よりも大きく、ピアノに使われている板(響板)がより響きを増してくれます。横の板は一枚板で、伸ばすと約7mもあるそうです。音を響かせることに特化しており、コンサートホールのような広い空間での演奏が可能なのです。

対してプレイエルというピアノ。ショパンの生きていた約200年前に作られた楽器です。大きさはスタインウェイほどなくコンパクトな感じです。一番の違いは、音でした。現在とは音の高さが違い、だいぶ低かったです。構造も、今のピアノとはだいぶ違っていました。まあ、そのあたりを詳しく書くと小難しくなってしまいそうなので、今回は省略しますね(-。-;

そもそもピアノというものは、元々庶民は聴くことのないものだったのです。最初は王侯貴族の中だけ。それがだんだんと庶民に広がっていき、ショパンの時代にはサロンで演奏されるようになります。この時代のように、演奏するのがホールのような広い場所でないのなら、そんなに大きな音である必要性はありません。しかし、だんだんと大衆化されていく中でホールが大きくなっていき、より大きな響く音が要求されていきます。そして、現代のスタインウェイのような響きの良い楽器が生まれたようです。こうして歴史を辿っていくと、当時の演奏がどのようなものだったのか、演奏法の解釈に繋がっていきます。結果として音楽と歴史は、深く結び付いているんですよね。私は特別歴史好きということはないのですが、新たな発見や感慨深いものがあると、歴史っていいなあ大事だなあと思います。

偉大な作曲家たちが遺してくれた作品に触れるということは、何百年もの時代を超えているということ。音楽はタイムマシンですね!( ´ ▽ ` )
▼浜松市楽器博物館のピアノ(プレイエル )  

 

それでは、コンサートの感想は、また後日に♪
 
講師 ♪ 足立わかな

演奏会 曲決め

今年3月、瀬戸カルバリーチャペルの音楽祭にゲストとして出演させていただきましたが、近々また演奏させていただける機会をいただきました。まだ日程などは詳しくは決まっていないのですが、現在は演奏曲を決めて練習を始めています。

学生の頃は、弾くのが仕事と言わんばかりに弾いていましたが、実は結構なサボり魔でした(笑)
もちろん毎日弾くのは当たり前だったのですが、ピアノを弾いていても気が散ってなかなか集中できなかったり、上手くいかなかったらだんだん嫌になってきたりしました。そういうときは気持ちを切り替えたりします。でも、母やピアノの先生には、『”お茶飲み休憩”が多い』と言われていました( ̄д ̄;)

私もそんな時期があったなあと思いながら、講師になった今でも演奏するために練習しています。楽譜を一度見ただけ、音楽を一度聴いただけで、完璧に弾けるようなのは天才だけです。先生だって、普通の人間ですからね…!努力を怠ると失敗します。コツコツがんばっていきますよ。

演奏会の詳細が決まり次第、お伝えしていきますね♪

講師 ♪ 足立わかな

2015年度 春 体験レッスン

ここ2ヶ月ほどで、既にたくさんの方に体験レッスンを受けていただきました。

保護者の方からは、どんなレッスンなのかよく分かりましたというお声をいただき、こちらも安心しています。体験レッスンは、お子様の年齢に合わせて準備をし、レッスンではその子のペースに合わせて無理なく楽しめるよう工夫しております。お子様の興味、性格なども考慮してレッスンを進めていきます。

体験レッスンは初回のみ無料で行っています。今年度もまだまだ募集しております。どうぞお気兼ねなく、お問い合わせください♪

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